「情報公開の極小化」 沖縄密約原告、最高裁判決を批判

「『ないのだから仕方ない』という国の言い分を正当化する判決。こんなことを認めたら民主主義は崩壊する」。判決後、東京・霞が関で記者会見した元毎日新聞記者の西山太吉さん(82)は、最高裁判決を批判した。
【写真】判決を受け、厳しい表情で会見する(手前から)西山太吉さん、沢地久枝さんら=14日午後、東京・霞が関、諫山卓弥撮影
 「情報公開をできるだけ極小化し、押さえつけようとするもので、政府にとって都合のよい情報だけが届く危険な状態になる」。情報公開の制度について、「民主主義の一番の要だ」と強調した。
 西山さんは、初めて密約の存在を暴いた。だが、沖縄返還が迫った1972年4月、密約を示唆する機密電文を西山さんに渡した外務省女性事務官(当時)とともに国家公務員法違反容疑で逮捕され、78年に最高裁で有罪が確定した。その後も、密約の存在を訴え続けてきた。西山さんをモデルに、作家の故・山崎豊子さんは密約事件をテーマにした小説「運命の人」を書いた。
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情報公開しろって怒っているんだね。
 
知ってる?
民主党政権では、3万件の国家機密がダダ漏れだったんだよ。
 
それには、怒らないの?
 
民主主義が崩壊する前に
日本が崩壊するっていうのに。