小保方氏が再ヒアリングを拒否するワケ

調査委員長の人選に不満が爆発!!
「STAP細胞」に関する論文で不正疑惑の渦中にいる理化学研究所小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の代理人を務める三木秀夫弁護士が28日、理研の調査委員会から再度ヒアリングを行いたいとの打診を受けたことを明かした。小保方氏の体調を考慮し申し出は断ったというが、その裏には調査委員長だった石井俊輔上席研究員が辞任し、後任に渡部惇弁護士を選ぶなど、ドタバタ展開の理研への不信感があった。

調査委が27日、小保方氏へのヒアリングを28日か29日にできないかと三木弁護士に打診した。三木氏は「どんな質問があるか分からず、本人の体調の問題もある。準備期間が必要だ」と断り、書面を通じて質問内容の確認を求めたことを28日朝に明かした。

その後、調査委側から三木氏側に「『小保方さんが希望されるならヒアリングしますよ』という趣旨でしたよと。お互い誤解がありましたね、と電話がありました」。ヒアリングの打診は、あくまでも小保方氏が再聴取を望んでいるとの前提に立って行われたものだというわけだ。

しかし、「(書面にあった)その言葉で『小保方が希望した場合』と読むには、違うんちゃうかなと思いました。(調査委側は電話で)聞きたい内容を1点だけちょっと話したが、趣旨がよく分からない」(三木氏)と理研の“お粗末な”対応に苦笑いを浮かべた。これについて理研の広報担当は「再調査するかどうかの審査の過程は、公表しないことにしております。ヒアリングの打診をしたかどうかもこちらからは言いません。どう対応するかもコメントを差し控えます」とだんまりを決め込む。

調査委の対応への小保方氏側の不満は募る一方だ。委員長だった石井氏が2008年に自身が責任著者の一人として名を連ねた論文で「画像の切り貼り」をしていたことを理由に辞任。小保方氏の「画像切り貼り」を研究不正と断罪していた本人が“不正”を行っていたのだ。「当時としては問題ない」と石井氏は苦しい説明をした。

その後任には渡部惇弁護士がおさまったが、ここでもひと波乱ありそうだ。

「渡部さんは東大卒で東京地検特捜部にいたバリバリのエリート。学生時代、東大紛争では全共闘と民主青年同盟の間に立って交渉もしていたそうです」(渡部氏を知る人物)という経歴を持つ。

渡部氏と電話で話した三木氏は「向こうは元検事さん。改めて思いましたけど(調査委は)警察集団なんだなと。中立の裁判官はいない。起訴と判決を両方、同じ人がやるイメージでしか見られないですね。ヒアリングで明日、明後日とか(急に日程の)話が飛び出したり。いきなり(再調査は行わないという)判決もある」と警戒する。

小保方氏の体調不良の理由の一つには、調査委のヒアリングが関係している。強引に「イエスかノーか」の二択回答を迫られ、言い分を聞いてもらえず、トラウマにもなっているという。

「僕らが普通にやっている裁判であれば、検察側や弁護側の言い分を戦わせて、双方主張を尽くしてから裁判官が平等に判決する。(調査委は)起訴すると言われて、そこで結論が出てしまう。こんな感じです。不服申し立てをしても、また同じ人が調べる。なかなか公平感は抱きにくい」(三木氏)

同日、iPS細胞の発見者で京都大の山中伸弥教授(51)が自身の論文への疑義に関して記者会見したが、三木氏は「コメントする立場にない」。小保方氏に一報は入れておいたという。
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マスゴミが、必死で小保方氏を擁護していますね~