安部総理が朴槿恵をガン無視したら・・

ブログを更新できなかった先週のニュースの中で、もっとも記憶に残っているのは日米間首脳会談における朴槿恵大統領の無礼な態度だ。安倍総理が、わざわざ韓国語で和やかに「お会いできて嬉しい」と語りかけたのに、朴槿恵ガン無視した例の件だ。

このことについて、韓国メディアは安倍総理の態度を評価する傾向が見られ、日本のメディアは淡々と状況を伝えただけだった。しかし、この問題はそんなに簡単な話ではない。

客観的に見て、相手に配慮した安倍総理の対話姿勢は高く評価され、それを無視した朴槿恵の意固地で非礼な態度は擁護する余地が無い。韓国メディアとしては、安倍総理を評価するだけではなく、朴槿恵の態度を強く批判するべきではなかったか。

一方、日本メディアの大半は安倍総理の努力を無視、朴槿恵の無礼を咎めることすらしなかった。自国の総理を褒めることが出来ず、反日国家の非礼を指摘できない。日本のマスコミに染みついた悪癖、日本人に植え付けられた悪しき自虐的美徳だ。

本件で最も危惧すべきは、朴槿恵の無礼極まりない態度よりも、マスコミの配慮により事の重大性が国民に伝わっていないことではないか。マスコミが批判しないから、国民の多くは「相変わらず日韓は仲が悪いなぁ」程度にしか受け取っていない様に思う。

逆の立場を考えれば分かりやすい。もしも、朴槿恵が日本語で「安倍総理にお会いできて嬉しいです」と笑顔で語りかけ、安倍総理がムスッとした顔で無視していたらどうか。

まず間違いなく、日韓双方のメディアがヒステリックに安倍総理を糾弾する。さらに欧米メディアに批判記事を書かせ、それをネタに「世界各国からも懸念の声が!」、「アジアの安定を阻害する安倍総理!」、「偏狭なナショナリスト安倍総理!」、等と騒ぐだろう。

その上で世論調査を実施し、嬉々として支持率低下を報じ、韓国は交流事業を中止し、野党は問責決議だ不信任決議だと気色ばみ、ケネディ大使が「失望した!」とツイートし、犬がニャーと鳴き、猫がワンと吠え、阿鼻叫喚の協奏曲を奏でたに違いない。

産経や毎日など一部メディアは、「会談後にカメラが居なくなった後、朴槿恵大統領も笑顔で握手に応じた」などと書いた。つまり、「朴槿恵の無視は国内向けアピールですよ、彼女も苦しい立場なんですよ、そこんところ理解してあげてくださいね」、と言いたいわけだ。

これが逆の立場ならどうか。マスコミは、「安倍総理も国内の嫌韓感情に配慮して・・・」、などと擁護しただろうか。火に油を注ぐ結果にしかならなかったのではなかろうか。そもそも、マスコミが騒ぐまでもなく、安倍自民支持層からも総スカンを食らったのではないか。

それが現実はどうだ。安倍総理の失態なら大騒ぎされたであろう大事件が、朴槿恵の失態であれば日本も韓国も誰も騒がず平穏そのもの、まるで何事も無かったかの様に時が過ぎていく。この差は何?。理由は何?。誰の意図?。どう理解すればいい?。

溢れ出す疑問、このことに国民はもっと向き合うべきだ。日韓関係における現状と課題の理解こそ、真の日韓関係改善には必須だからだ。向き合うにはマスコミ報道が欠かせない。なのにマスコミは問題を報じず、国民は問題の存在にすら気がつかない。

結果、問題は解決されず先送り、日韓互いに理解が進まず、建設的な議論が出来ない。この現状と課題の改善は、マスコミが公正公平な報道で国民の知る権利を担保することから始まる。もちろん韓国のマスコミも同じ責任を負う。その先は政治の領域だ。
http://norisu415.blog.fc2.com/より
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全くその通りですよね。
 
挨拶も返事も返さない、礼儀を知らない朴おばさんに対して
世界各国からも懸念の声が!(出ないのがおかしい)、
アジアの安定を阻害する朴大統領!(と言わないのがおかしい)
偏狭なナショナリストの朴大統領!(と騒がないのがおかしい)
 
 
靖国神社へのお参りは、阿鼻叫喚の如しであったが、
自国総理がガン無視されたことは、問題なし?なんだよね。