東京都青梅市の「青梅市梅の公園」ウメの木感染

果実の変形などを生じさせるプラムポックスウイルスの感染拡大を防ぐため、東京都青梅市の「青梅市梅の公園」で4日、ウメの木の伐採作業が始まった。

 感染が確認されている39本を含め、園内の全1266本が対象で、5月30日までに処分される。

 同園は120種のウメが咲き誇り、3月に開かれる「梅まつり」など観梅期には約10万人が訪れていた。2010年に初めて感染が確認され、農林水産省と都が植物防疫法に基づき部分的な伐採を続けてきたが感染がおさまらず、青梅市は今年の梅まつりの終了を機に全て伐採することを決めた。今後、新たなウメの木を植え直すという。

 この日は午前8時過ぎから枝をノコギリで切る作業が始まり、幹だけになった木がチェーンソーで伐採された。同園の景色に魅せられ、7年前に東京都東村山市から近くに引っ越してきたという男性(71)は、作業を見ながら「自分の年齢では元の姿をもう見られないかもしれないが、再生していく様子を見守っていきたい」と語った。青梅市商工観光課の伊藤博司課長は「観光にとっても大きな痛手。『梅まつり』に代わる催しを開きたい」と話している。
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テレビでは、花が咲いているいのを切って可哀想と言うばかりで、
なんで切っているのか、さっぱり分からなかったぞ。