世界秩序体制が変化しはじめている

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ところが、今回のウクライナ問題に関しては、米、英、仏などが、こぞってロシアに対する非難をしはじめました。
このことは、実はとても重大なことなのです。

というのは、何をやっても許されるはずの国連安全保障理事国が、他の安全保障理事国によって非難されているという事態だからです。

これは、戦後の世界秩序の根幹となっていた国連秩序の崩壊を意味します。
つまり、たとえ5大安全保障理事国であったとしても、非道を働けば、他の安全保障理事国から制裁を受けるということを意味するからです。

ということは、中共政府による非道な軍事行動に対しても、もはや国際社会は中共が安全保障理事国だから放置するというわけにはいかなくなった、ということです。
これは新しい事態です。

日本は、その国連秩序の上からは、「敵国」とされていということは、みなさまご存知の通りです。
「敵国」とは何かといえば、わかりやすくたとえていえば、国家そのものが「悪魔」だということです。
悪魔に対しては、何を言っても許されます。
ですから、悪魔が20万人の少女を拉致し、強姦し、性奴隷にしたとか、人口25万の南京で30万人を虐殺したとか、一本の日本刀で百人を斬り殺したとか、荒唐無稽としかいえないような非難であったとしても、相手が悪魔なのですから、何を言っても許される。
悪魔を罵る者は、正義の味方であり、ヒーローだからです。

それが戦後のこれまでの現実の世界国連秩序体制でした。
悪魔は、何をいいわけしても、悪魔は悪魔です。
そして、あろうことか朝鮮戦争の際に、朝鮮人朝鮮人に対してしたことも日本のせい、中共政府が働いたありとあらゆる非道も、日本のせい。
本当の悪魔が、仮想悪魔である日本に対して、ありとあらゆる非道を、すべて日本のせいにし続けて来たというのが、実は、戦後国際秩序体制そのものであったわけです。

その悪魔の国は、世界に7つあります。
日本と、ドイツ、イタリア、ブルガリアハンガリールーマニアフィンランドです。

国連において、日本は世界第二位の献金国だから、日本の国際社会における地位は、もっと良くなってしかるべきだという、おっちょこちょいの学者や評論家がいますが、世の中はそんなに甘くありません。
悪魔は、いくら改心して献金したとしても、悪魔は悪魔なのです。

ところが、こうした国連秩序体制が、今回のウクライナ情勢は、根こそぎ崩壊しようとしている現実にあることが証明されようとしています。

同時に日本国内においても、また米国社会内部においても、ここにきて、日本人=悪魔という図式に対して、真っ向から抵抗しようという姿勢があらわれはじめています。
これまで悪魔とされていた国が、実は、きわめてまっとうな正義の国であり、日本を悪魔呼ばわりしていた国こそが、実は悪魔そのものであったのだという現実が、世界中に知れ渡りはじめたのです。

ウクライナで起きていることは、地球の反対側で起きている、わたしたち日本人とは何の関係もない事件などでは決してありません。
世界はつながっているのです。

おそらく、世界はいま、新たな国際秩序体制の構築を求めて動き出したのではないかと思います
そしてその中心となる概念は、情報、つまり「シラス」ことにあるのではないかと思います。

世界は、動いています。
かつて正しいとされていたことが、ある日を境に悪となり、かつて悪とされていたことが、ある日を境に、善に変わる。
その根幹にあるのは、事実(ファクト)です。
 
 
ねずさんのひとりごとより
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2192.html#more
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まさに・・!!
 
ミクロからマクロまで、世界は曼荼羅
 
浅田真央とキムヨナを見ても
世界秩序では金メダルが最高。
でも、メダルはない浅田真央に世界が涙する現状。
 
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シー・シェパード妨害船が異常接近=日本捕鯨船に―南極海
日本の水産庁は3日、南極海で調査捕鯨を行う「勇新丸」と「第3勇新丸」が2日、米国に本部を置く反捕鯨団体シー・シェパード(SS)から異常接近などの妨害行為を執拗(しつよう)に受けたと発表した。両船乗組員にけがはなかった。SS側は「捕鯨船がSS船を航行不能にしようとワイヤを投げ入れた」と主張した。米連邦高裁はSSに、調査捕鯨船の500ヤード(約457メートル)以内に近づくことを禁止する仮処分を命じたが、SSは事実上無視し続けている。
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