子育てとはそれだけ人の手間と心を要するもの

わが国では、子供を預けて働ける環境を整え、女性の継続就業を促進すれば、
女性の生涯賃金も税収も大幅アップが期待できるというのが政府の見方です。
しかし、子育てという命をつなぐ尊い仕事をお金と引き換えにする発想自体受け入れがたいものです

また、出産後子育てしながら働く場合、
正社員としてフルタイムで働きたいと考える主婦が、一体どれだけいるでしょうか。
そして、子育て期の女性が最も望んでいるのは、
実は「家でできる仕事」である事も、内閣府の調査からわかります。

子供が3歳以下の母親の希望を見ると「働きたくない」(育児に専念)という人が60%弱で最も多く、
次いで「家でできる仕事」が20%強、「短時間労働」が10%強、
フルタイムを希望する人は10%をかなり割り込んでいます。

待機児童の大半は非正規労希望者だとすれば、保育所を拡充したとしても、
正社員としての継続就業にはつながらず、夢のような税収アップは期待できません。

そして、保育園に子供を預けるために必要な経費は、半分以上を地方自治体と国が負担します。
東京都の場合、1人当たり0歳児で年間推計400万円、1歳児で151万円、
2歳児で127万円の税金が投入されています。そして、実は、その80%が0~2歳児なのです。
もし、待機児童が本当に解消されるとしたら、税収アップどころか反対に膨大な財源が必要になります。
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子育てとはそれだけ人の手間と心を要するものであり、
大多数の母親(専業主婦)がそれを引き受けてきたからこそ、之まで社会全体が無事に廻ってきたのです。

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男女共同参画基本法から10年、政府やマスコミが安易に女性の社会進出を喧伝してきた結果、
現在、子育ての場にさまざまな混乱が生じていることは明らかです。
私たちが目指すのは、このような日本のお母さんたちが、
安心と自信をもって子育てに専念できる社会を取り戻すことです。

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子育てを「公」に渡そうとしていると思いますね。
 
「個性」と叫びながら、逆のことをやっている。
 
商店街が消え、田舎も消え・・・
核家族化した結果。
 
0才からの団体生活。
かつ、成人の引きこもり。
 
人口減少で、働く人が減少。女性も働け。
かつ、大卒の就職氷河期
 
もう支離滅裂。
 
 
でもね。
みのもんた」の顔が朝から消えたような朗報もある。
少しずつ変わってきている。
頑張れ、日本!