TPPのイカサマルール

TPP米交渉官の日本側への正式な回答:

日本は交渉テキストを見ることもできないし、いかなる修正もできない。
日本はカナダとメキシコと同様、意見を言う権利もないし、すでに決まっていることに対する拒否権もない。
今から交渉に参加しても、ただ黙ってサインするだけだ
」。

TPP交渉には、90日ルールがあって、日本が交渉参加の意思表示を正式に表明したとしても、米議会で日本の交渉参加が認められるまで90日かかります。

すると、今から少なくとも90日=3ヵ月(7月まで)はTPPの素案さえ閲覧することができないのです。
TPP協定素案 7月まで閲覧できず (東京新聞 2013年3月13日)

それまでは、「TPPの中身を何一つ知ることができないまま、アメリカの決定を黙って待ちなさい」ということです。

これは最初からのルールなので、たとえばアメリカが日本の立場であっても例外は認められないのです。
 
-------------------------------------------------------------------------
 
何なんだ。
「最初からのルール」と言えば、何でも通ると思っているのだろうか。
一体、誰がこんなイカサマルールを作ったのか? 
 
つまりは、国境をなくすということか。
でも・・安く大量に作れるところが勝つ・・のかな?
ユニクロだって、苦戦し始めている。
地味に細々と不買運動という人は案外多いのかもしれない。