「批判歓迎」では?習総書記を皮肉った女性拘束

「批判歓迎」では?習総書記を皮肉った女性拘束

 【広州=吉田健一】香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは10日、中国共産党習近平総書記が「民衆との近さ」をアピールしていることなどを皮肉る書き込みをインターネット上で行った四川省南充市の女性が、国家政権転覆扇動容疑で公安当局に拘束されたと伝えた。
 中国では最近、習氏の私生活や、地方視察で人々と交流する様子などを紹介するブログが人気だが、拘束された女性はこのブログを「やらせ」だと指摘。習氏が本当に民衆と近く交わっているなら「狙撃手が暗殺を企てれば簡単に出来てしまう」などと書き込んでいたという。女性は6日に連行されたという。
 習氏は6日、共産党の翼賛団体代表らと会見した際、「党批判を歓迎する」との意向を表明した。しかし、中国では毛沢東が発動した「百家争鳴・百花斉放」運動で自由な意見表明が奨励された際にも、発言した人の多くが一転、迫害された歴史がある。ネット上では、習氏の発言も警戒感を持って捉える声が出ている。
 
 
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インターネットで権力者を批判すると、すぐに拘束できる中国。
 
そんな庶民のブログの一行を監視し、権力行使する国が
何度も日本へ挑発行為を行い、レーダーでロックオンするようなことを
知らなかったはずがない。
 
ウソつき。