「安倍新総裁の昼食」報道に非難2

自民党総裁の昼食」報道に非難 マスコミは仕事をしろ

よくこんな文章が書けるものだ。
ただ、安倍さんがカレーを食べただけで、ここまで風呂敷を広げられる文筆力。
どうか日本の国益に生かしてほしい。
野田さんの民団からの献金の方が、よっぽどニュースバリューがあると思うのだが・・ 
 
26日の自民党総裁選直前、都内のホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁(58)が、昼食に高級カツカレーを食べていたと一部の情報番組で報道され27日までに、インターネット上で“カツカレー騒動”が勃発しているツイッターなどでは「(値段が)高すぎる」「既に庶民感覚を失っている」などと安倍氏への非難が出ている。過去にも麻生太郎元首相の都内一流ホテルでの高級バー通いが非難されたことがあり、安倍氏にとっては早速、痛い船出となった
 
 安倍氏は26日、東京・ホテルニューオータニで行われた決起集会に出席。支持者を前に、総裁選に「勝つ」ための験担ぎとしてカツカレーを勢いよく頬張った。この様子をMBSテレビの情報番組の男性リポーターが「通常のカレーだけで3500円、カツを乗せると特別オーダーでもっと高くなるそうです」などと伝えたことが“カツカレー騒動”の発端となった。
 放送直後から、ツイッターフェイスブック上などで「安倍さんは全く庶民感覚がない」「高級カレーをテレビ前で食べるなんて一般人を無視している」などとの非難が出た。ただ、一部には「3500円カレーを食べてみたい」という書き込みもあった。その後、ネット上で同ホテル内にあるコーヒーショップ「SATSUKI」のポークカツカレーのフィレ(3200円、サービス料別)ではないかとの情報が流出。同品は、定価に10%のサービス料が追加され3520円で提供している。
 ホテルニューオータニの広報担当の石黒孝大さんによると、前日26日のカツカレーは同ホテルで決起集会を行った安倍氏だけでなく石破茂政調会長(55)も食したという。このカレーはSATSUKIの商品ではなく、宴会場を予約した方のみに提供される特別メニューだという。金額に関しては「宴会場と昼食のセット料金のためお答え出来ません。ただ、ホテル価格であることは間違いありません」と説明した。
 同ホテルによると、ホテル内でカツカレーを提供しているのは4店舗ある。その中でも、最も高いのが約20年以上も前からカツカレーを提供しているSATSUKIだ。政界や芸能界などの著名人に愛されているカツカレーだという。石黒さんは「ネット上の騒動で、10件近くカツカレーの問い合わせがありました。お店のページビューも昨日に比べ10倍以上で、通常よりも数も出ており私どもも驚いています」と困惑気味に話した。
 自民党本部の食堂にも議員に愛され続けてきたカレー(700円、サラダ付き)がある。たまたまホテルで決起集会を行ったことから飛び出した今回の騒動。非難が出るのも、自民党の政権復帰が近い証しなのかもしれない
 ◆自民党とカレー 自民党では派閥が活発だった時代から、昼間に党本部で開かれる会議で、必ずといっていいほどカレーライスが出されてきた。手早く食べられるのが理由で、同じメニューを食べて一致結束を確認する目的も。かつての田中派木曜クラブの昼食もカレーだった。党本部で出されるのは、9階の食堂メニューにあるマイルドな風味が特徴のカレーだ。民主党などほかの政党でも、昼会合時のカレーは定番メニューで、総理官邸でも、首相がカレーを食べながらスタッフと打ち合わせをすることもある。カレーは、永田町とは切っても切れないメニューだ。
 ◆カツカレーのルーツ 東京・浅草の洋食屋台「河金(かわきん)」が1918年(大7)に出した「河金丼」とされている。豚肉のカツレツを載せたどんぶり飯にカレーソースをかけた。現在のカツカレーのスタイルは、東京・銀座の洋食店「グリルスイス」で1948年(昭23)に生まれたとされる。当時プロ野球巨人の選手だった故千葉茂氏から「カレーにカツを載せてくれ」と頼まれたことがきっかけ。同店の庄司あけみさんは、今回の3000円台のカツカレーについて「お肉の値段が相当高いはず。例えば国産の鹿児島黒豚で、お箸で切れるくらいの軟らかさだと思う」と推測した。
 [2012年9月28日9時22分 紙面から]