『尖閣のバカ騒ぎの影で』

尖閣のバカ騒ぎの影で』

尖閣騒動ですが得られる利益の大きさと、かかる費用とが見合っていないので、日中どちらが勝っても双方ともが損をする。
ここに来て日中軍事衝突までが懸念されると無責任な日本の週刊誌が騒ぐのはある意味当たり前であるのですが、何とアメリカを代表する外交誌『フォーリン・ポリシー』電子版9月号に、『2012年の日中海戦』と題した記事が掲載される異常事態。
そもそも日本の自衛隊ですが、空海陸自以上にアメリカ軍の指揮命令系統に完全に組み入れられていて到底独立国の軍隊の体をなしていない。
何処の軍隊でも部隊と司令部間の通信には自国語を使用しているのですが、日本の海自や空自は宗主国の言語の英語を使っているのですよ。
装備はもちろんアメリカ仕様で、メートル法を使わずヤード・ポンド法を使うなど日本の法令を無視するセポイ状態である。
もしも今後日中軍事衝突があるとすれば、それはアメリカの指示であり日本政府の意思がどうのこうのとは無関係。アメリカが望まないことは自衛隊は絶対に行いません。
自衛隊の最高司令官は日本国首相のはずなのですが、福島第一が危ないからヘリで放水するように管直人が言っても『安全が担保されていない』と拒否するが、本当の国軍なら即銃殺刑ものである。
あのセミのションベンのヘリからの放水は首相ではなく米軍の指示だったから仕方なく自衛隊が行ったもの。
今のアメリカですが中国と軍事衝突しても利益がないばかりか予想される損害が大きすぎて行える条件がない。
今度の話ですがアメリカが望まないので日中軍事衝突は100%ないが、日中経済衝突ならかなりの確率で起きるでしょう。
何故ならNO2とNO3の日中が争って双方が力を弱める方が相対的にNO1のアメリカの力が強まるので漁夫の利を得ることが可能なので、有利なのです。
何れにしろ、尖閣の騒動は何かを隠蔽する目的のインチキな代物です。
 
----------------------------------------------
 
アメリカが漁夫の利を得るのであれば、アメリカは利口ということだ。
アジアは、アジア同士でケンカすればいいなんて、本当に利口だ。
そんな利口な国が、どうして失業率が高くて、赤字まみれなんだろう・・