マスコミ偏向報道。五山の送り火のセシウム薪問題の真相とは。マスコミが報じない真実。

やっぱりこんな裏が・。
ヘンな話ばっかり。

こんにゃく畑」ゼリーを詰まって死亡したのも、間違いだったり。

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マスコミ偏向報道。五山の送り火セシウム薪問題の真相とは。マスコミが報じない真実。 傑作(0)
2011/8/13(土) 午後 0:36三谷達也の論考国内 Yahoo!ブックマークに登録 京都府岩手県陸前高田送り火偏向報道」問題まとめ
出典 http://www14.atwiki.jp/kyoto-henkouhoudou

問題の経緯

企画発案者は 大分県の美術家 藤原了児氏 。 (「大文字送り火に、陸前高田の松原の薪・計画」)
福井市議 後藤勇一氏とNPO法人「ふくい災害ボランティアネット」も主導。
つまり岩手県とも京都府とも直接関わりのない第三者によって、この企画は始められた。

使用する予定の薪は 当初から福井県NPO団体より買い取ること前提で企画が始められている。
また、マツの購入費や運搬費は、送り火の支援団体「京都五山送り火協賛会」の支援や 市民から募るカンパ を充てる方針とのこと。(京都新聞より)

8月12日の検査で福井のNPOから京都に搬送された薪から放射性セシウムが検出された為、送り火での使用は中止となった。 (薪の表皮から1キログラムあたりセシウム137が588ベクレル、セシウム134が542ベクレルの放射性セシウムがそれぞれ検出)

それまでは「不検出なのに対応が酷い」と京都を非難していたマスコミは、検出後は「大した値ではないので安全であり対応が酷い」と今までの主張を覆して京都を責めるような論調になっているものが散見される。

大文字送り火は、銀閣山麓の住民による組織「大文字保存会」と、市民・学生ボランティアやボーイスカウトなどの協力を得て、保存・運営されており、年間を通じての入念な準備が行われている。
通常マツは2月に切り出され、3月に割り木となり、4月山頂倉庫へ運搬ののち1年以上乾燥させる。そして、前年より乾燥されたマツが5月に銀閣寺山門へ下ろされる。
(さらに詳細は http://www.gozan-okuribi.com/ 内、〈大文字〉→〈送り火が灯るまで〉参照のこと)
発案者がこの企画を発案したのは6月であり、保存会側では既に準備が整えられた段階での突然の申し出であった。

発案者がこのような定められた手順があると知った上で申し出たのかどうかは不明。

6月12〜17日、陸前高田で、送り火保存会の受け入れは未定のまま、
京都の送り火とは違う形式の送り火用の薪作りを開始。

ちなみに送り火では、祈念等の文言を記入するのは護摩木であって、薪ではない。
このプロジェクトでは、薪に直接供養の文言が書かれており、この点からも、
発案者が送り火慣習に不案内なまま進行したと考えられる。
また、放射性物質検査をする予定は立てられていなかった。

6月16日夜、保存会が受け入れを伝える。

数日前より保存会の決定を待たずにプロジェクトの広報活動がされており、
6月17日東海新報や18日岩手日報社などすぐに記事が掲載された。
マスコミが付いているということに保存会が押し切られたという印象も拭えない。
また、保存会側が突然の申し出に戸惑う中、善意からとはいえ、
数百年に渡る儀礼や慣習を軽んじた、見切り発車でのプロジェクトスタートであった。

報道等により、この企画を知った京都府民より松の安全性への問題視の声が上がり、
発案者に安全検査をして欲しいと問い合わせる。
(保存会は、市民を安心させる事も大切、安全性が確認されたなら問題なく行えると伝える)

「検査をして欲しい」という内容の問い合わせに企画推進側が反発。
「京都の人たちは、福井の原発の電気を使っているのですから、
放射能を受け入れるぐらいの気持ちで電気を使って欲しいです。」 と
放射性物質自体の受け入れを要求するような文面をブログに掲載。

1回目検査。発案者が検査結果を発表。放射性物質不検出と発案者側が提示した調査結果が、
実は 放射性物質用の検査とは全く関係ない別種の検査であった。
塩害の有無 の確認のための単なる成分解析であり、そもそも放射性物質を測れない検査だった。
この時点でストロンチウムが検出されている。(7月8日のブログへのリンク)
(自然由来か原発による人工的なものか、検出量などは不明)

再度、京都府民が問い合わせ。

『2回目検査。発案者が、セシウムヨウ素は検出できるが、ストロンチウムの放射性の有無を探知出来ない種類の簡易検査を、松を細かく砕いた上で行う。』

とのように記述があるが、発案者のサイトに書かれている検査方法を見る限り、ごく一般的な放射性物質の検査方法であり、これを簡易検査と呼ぶのは不適切かと(京都市が依頼し、セシウムが検出されたとした検査も同じ場所が行っている)。
また、ストロンチウムに関しては産業技術研究所内にセシウムストロンチウムの存在比が書かれており、特別にストロンチウムを蓄積する機構のない場合、セシウムが不検出であればより微量しか存在しないと判断出来るかと。

暫くして発案者側が発表した1回目検査結果(成分分析結果)を説明も無く削除。

この時点で企画中止やむなしとも思われたが、 京都側が陸前高田の人々の思いを尊重し、また無にしない為に独自検査へ。



8月5日、これら発案者側の、送り火自体への配慮を欠いた運営や、放射能不安を軽視する姿勢、市民の不安の声を考慮した結果中止を発表。
(市に問い合わせたところ、中止を決定した理由について「10ベクレルが検出限界値なので、0かもしれないし9かもしれない。9であれば皆さんに迷惑がかかるので今回は中止にした」との回答)

8日夜、被災者の気持ちを配慮し、大文字保存会の人間が頭を丸めて現地におもむき、薪を「迎え火」として焚く。

プロジェクト開始は大きく取り上げなかった各マスコミが「被災地の松の使用中止」時点から大々的に取り上げ京都バッシング、経緯を無視した偏った報道を行う。
マスコミが「放射性物質未検出」と伝えた検査が、発案者が行った1回目、2回目の検査、あるいは騒ぎにまぎれて結果が伝わらない、市が独自に行ったと言われる3回目のいずれを指すのか、あるいは全部なのかは未だに不明。

以上が経緯詳細であるとすると,マスゴミの報道のひどさに呆れざるを得ない

これに対しての事後の対応もまた・・・・

京都市送り火中止に怒りあらわ 京都市長の謝罪訪問断る
陸前高田市長「これ以上騒ぎになって欲しくない。遺憾だ」

「これ以上、騒ぎになって欲しくない。遺憾だ」。京都市の中止会見を受けて、岩手県陸前高田市
戸羽太市長が12日夕、プレハブの仮庁舎前で、怒りをあらわにした。

「京都の独自の判断で中止するというのは風評被害をさらに拡大する」と、明確な基準を示さないまま
中止を判断した京都市の対応を強く批判。京都市門川大作市長側からは電話で謝罪訪問したいとの
申し出があったが、断ったという。

さらに、「京都市には陸前高田を心配してくれる人もたくさんいる。京都市は被災者をどう考えているのか。
京都市民にも迷惑がかかる話」とも語った。

当初の計画は、大分市の美術家から協力を求められた京都の「大文字保存会」が進めた。
「もう勝手にしてくれという気分。現場に足を運ばずに判断しているのは許せない」。
薪にそれぞれの思いを書いて京都に送る当初の計画を呼びかけた陸前高田市の鈴木繁治さん(66)は怒った。
当初の薪に鎮魂の祈りを込めて「絆」と書いた佐々木倉雄さん(67)は「お盆の時期にことを荒立てて
もらいたくない」と話した。
ソース
asahi.com http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY201108120582.html