つくば市、福島からの転入者に放射能検査要求

風評被害を食い止めるには、風評被害を受けている方が

相手を安心だけるものを示すことも大事なのではなかろうか。

いくら大丈夫だ!人権侵害だ!と叫ぼうが、子供は正直だから、イジメにつながる可能性もある。

叫ぶ前に、相手を納得させるだけの度量が必要なのかもしれない。

津波でさらわれた人を思えば、放射能汚染の有無を確認するくらい何でもないだろう。

転入させて頂くという謙虚さがなければとも思う。

隣のお家へお邪魔するような感覚かな・。それも、初めてお邪魔するような・・。

放射線は間違いなく漏れており、原発燃料は溶解していると政府もようやく認めた。

福島だからという訳じゃない。

関東・・いや、日本全員が検査を受けてもいいとさえ思う。

スポットで高濃度の汚染をしないとも限らない。

今、放射能の有無が確認されれば、間違いなく東電・政府の責任。

検査をやらないことで、彼らは責任から逃れられるだろう。

それをこのような、受け入れ先が「放射能検査要求」ともっていくのだろう。

転入者が、要求すべきことなのに。

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つくば市、福島からの転入者に放射能検査要求
読売新聞 4月19日(火)3時7分配信

 茨城県つくば市が、東京電力福島第一原発の事故で福島県から避難して転入する人たちに、放射能汚染の有無を確認する検査を受けた証明書の提示を求めていたことが18日、わかった。

 市側は「市民に無用な不安を与えない目的だった」としているが、転入者からの抗議を受け、検査を求めないことにした。

 つくば市によると、市民課長名で3月17日、福島からの転入者にスクリーニング検査を求めることに決め、担当する窓口へ通知した。窓口の担当職員が、転入者に消防本部や保健所で検査を受け、証明書をもらうように指示するなどしていたという。原発事故が起きてから、つくば市には福島県いわき市などからの住民が避難している。

 今月11日、つくば市内の研究機関に就職するため仙台市から転居してきた男性(33)が証明書の提示を求められ、このことを茨城県に訴えたことから問題が発覚した。つくば市の岡田久司副市長は、「放射能汚染について、誤解があったと認めざるを得ない」と釈明した。