平成“皇室の危機”青山ズバリ解説

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皇室について。(記事としては古いです。)

宮家を復活させるしかないと思う。
なんとなく税金を使う・・みたいなネガティブな思いがあったけど
そんなことは言ってはいられない。

それこそ、アメリカ占領軍の思うつぼ。

世界から尊敬を受ける皇室の歴史を、日本人自ら途切れるようにするのか。

雅子さんや皇太子に拘る必要はなし。

愛子さんの女帝は有り得ない。

それで日本の天皇制はジエンドだ。




抜粋------------------------------------------

小泉政権の時の議論の中で、女性天皇女系天皇というのは明らかに混合されてた」

一同
「うん」

青山繁晴
「小泉さんはこれわかってたのかどうか、そこはわかりません。わかりませんが、議論としておかしかったのは事実なんですね。すなわち、その女性天皇・男性天皇っていう問題と、女系・男系ってこれ、全然違うんです。で、むしろ女系っていう言葉、男系っていう言葉はやめた方がいいです。女系じゃなくて母系なんですよね。その、お母さんの系統を中心にするか、それから男系じゃなくて父系なんですね。だからその、男女差別とかそんな問題では全くありません。その一系統を続けるためには、ずーっと父親の側をたどらなきゃいけない。父系でなきゃいけないってことなんです。もしも母系をそこに入れてしまうと、たとえば、たとえばですよ、仮に愛子さまが即位されて、そこに民間の方と結婚されると、そしてそのお子さまがたとえば即位されると、それは父系じゃなくて母系に移ったってことになって、これは新しいいわば王朝が始まることになるわけですね。で、さっき僕は『究極の選択』というふうに書きましたのは、ずーっと2000年間一系統で続いてきた皇室っていうのは、これほんとに世界を歩くとよくわかりますけれども、日本以外には全くありません。それもあって天皇皇后両陛下への世界の関心と尊敬にもつながってるわけですね」

一同
「ああー」

青山繁晴
「いわばその日本の最も究極のソフトパワーなわけですね。で、それを続けるのか、そうじゃなくて、たとえば小泉さんが明らかに目指したように、もうそれは変わってもいいから、女系も認めてもっと安定させるのを選ぶのか。これはいわば究極の選択になるわけですね。で、未だにこの問題消えてないのは、たとえば小泉さんの周辺の方も、最近もこの4月10日の会見を受けて、僕に電話してきた政治家もいました。『青山さんが何考えてるかわかるけれども、しかし女系天皇を入れないと結局はこの問題は解決しないんじゃないか』と言われましたけど、しかし少なくともその、100年以上に渡って解決できる手段はあります。というのは、今、皇籍を離れてる、皇族でなくなってしまってる元皇族の方々に、20人以上の、ま、26人という話もありますけど、20人以上の男子の方がいらっしゃって、まだ20代の方もいらっしゃいます。で、この方々は実はどうして今、皇族でないかというとですよ、本当は日本が戦争に負けて1947年に当時の占領軍、GHQが皇室の財産をぎゅっと縮めて、いわば削ってしまったから、もうそれ養うことはできませんね、だから皇族を離れなさいってことになっただけのことであって」

山本浩之
「はい」

青山繁晴
「その5年後に日本は独立を回復しました。1952年に独立を回復して、国家主権を回復したんで、その当時の決定にこだわる必要は全然ない。私たち独立を回復したこの日本国の、日本国民の意思として、この皇族方の全員じゃなくても、戻りたいという方も含めてですね、戻っていただければですよ、実はこの男子の皇族の数ははっきり増えるわけですから、それがまたわからなくなってくるのはもう100年とか200年とか先のことになりますから、今、急にこの、(女系に)変える話じゃないってのは、これよくわかるわけですね。で、今日最後に申したいことは、やっぱり天皇皇后両陛下が非常に言葉を選んで、苦労してお話しされてた、その上でたとえば皇太子殿下の激しいお言葉があったり、宮内庁長官の命を懸けざるをえない言葉があったりするっていうのはですね、やっぱり言いにくいってことがあると思うんです」