仙谷氏〝盗撮〟発言 「脇の甘さ」すり替えるな

まぁ・・よくもここまで暴走できるものだ。

自分が野党の時には、情報公開を訴え、内部告発を歓迎し・・

与党になれば、情報隠匿、内部告発には目を光らせ・・

さぁ、次、野党になったらどうするか?

昔話に出てくる隣に住む悪い爺さんのモデルのようだ・・

徳島県が育てたことは忘れないぞ。

徳島県の顔に泥をぬったも同然。

そして、首を言い渡すのも徳島県人の責任であり義務であり、権利だ。

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仙谷氏〝盗撮〟発言 「脇の甘さ」すり替えるな
2010.11.17 00:47

衆院予算委員会の開会前、菅直人首相(左)に尖閣ビデオ関連の書類を見せる仙谷由人官房長官=9日午前、国会・衆院第一委員室(酒巻俊介撮影) 国会内の写真撮影にかんする仙谷由人官房長官の一連の言動は写真報道にかかわる者として到底見過ごせないものだ。

 中国漁船衝突事件関係の「厳秘」資料の撮影をめぐり、仙谷氏が9日、衆院予算委員会で「望遠レンズで盗撮された」と発言したことに、産経新聞社など在京8社の写真部長会は直ちに文書で盗撮発言の撤回と謝罪を求めた。

 これに関連し、12日の衆院内閣委員会で仙谷氏は「釈然としないが(盗撮呼ばわりは)この場で撤回する」とした。ただ、国会内の撮影には「カメラが今のように望遠レンズで拡大をして非常に細かいものまで撮影できる時代の許可ではない。撮影のあり方も考え直す必要がある」ともいい、謝罪どころか、写真取材規制強化を言い出した。同日の記者会見でも「(野球場やサッカー場で使う望遠レンズを)狭い室内で使うのはコピーするのと同じ。改めて国会の内規慣行(見直し)を検討してほしい」と繰り返している。

 機器の進歩が著しいのは確かだが、望遠レンズは国会内でも長年使用してきた通常の機材であり、決して特殊なものではない。

ペンであれ、カメラであれ、国会内で何が行われているかを読者に伝えるのが記者の仕事だ。審議の一部始終、議員の表情、一挙手一投足に注視し、シャッターを切る。秘密会でない限り、そこで行われることはすべて公なのである。

 責めるべきは、厳秘資料を公の場で撮影された自身の脇の甘さであろう。それを望遠レンズでコピーされたなどというのは問題のすり替えではないか。正当な取材活動を「盗撮」といい、不適切発言を認めつつ謝罪せず取材規制強化をちらつかせる。望遠レンズでみているのはカメラマンだけではなく、国民であることをお忘れのようだ。われわれが危惧(きぐ)するのは、こうした仙谷氏の意識である。(写真報道局長 渡辺照明)