【尖閣ビデオ流出】体当たり被害の巡視船、復帰の矢先に疑惑の渦中 「海守る気持ち不変」と海保職員

中国・許せない(怒)。

だけど、戦争は絶対にしない。

そんなことはしなくても、日本は領土を守ることができる。

中国のバブルの尻ぬぐい戦争なんてものには、日本はひっかからない。

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尖閣ビデオ流出】体当たり被害の巡視船、復帰の矢先に疑惑の渦中 「海守る気持ち不変」と海保職員 (1/2ページ)
2010.11.9 12:31

業務を終え、石垣港に停泊する巡視船「みずき」。右舷に負った傷はない=8日午後、沖縄県石垣市(渡部圭介撮影) 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、漁船に体当たりされて損傷し、修理に出されていた巡視船「みずき」が石垣島に戻ってきた。「与えられた職責を果たすだけだ」。ビデオ映像流出元として疑いの目を向けられる中、海上保安官たちは日々、職務にあたっている。

 みずきは右舷後部が数メートルにわたってへこみ、沖縄本島の造船工場に緊急の修理に出された。そのみずきが島に戻ってきたのは10月末。今は通常業務に復帰している。

 警備上の理由から修理期間は明らかにされていなかったが、地元漁師の男性(61)はみずきが姿を一時消したことに気付いていた。「海保の中でも最も足が速い船だから、いなくなって心配していた。復帰は私たち漁師にとっても本当に心強い」

 別の漁師の男性(49)は流出映像を見て、みずきの力強さを痛感した。「船乗りならすぐに分かるが、中国漁船はみずきを沈没させかねない危険極まりない当たり方をしてきた。みずきは海上保安官たちと“体”をはって、私たち漁師を守ってくれたんだ」

 石垣海保の職員は「船乗りにとって、自分の船が傷つけられるのは自分が傷つけられたように心が痛むものだ」と話す。みずきが修理を受けている間、乗組員たちはその作業を手伝ったり復帰後すぐに出航できるよう船内機材のチェックなどにあたってきた。

 だが、世論の批判が事件に対する政府対応に向けられた中でビデオ流出問題が起き、捜査は今、石垣海保に向けられている。

 勤務を終え石垣港に戻っていたみずきに、傷の痕跡はなく、海上保安官らの職務は通常通り行われている。「職員たちの気持ちに変化はない」。石垣海保の幹部は自分に言い聞かせるように話した。