【尖閣衝突事件】日本に自制を求める狙いか 中国、国内強硬論に苦慮

中国は、国内の反日に考慮しているし、それを日本にまで背負わせているが・・・

日本における反中については、全く考慮していない。

ものすごい勢いで、反中が広がっていると思うのだが・・


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尖閣衝突事件】日本に自制を求める狙いか 中国、国内強硬論に苦慮 (1/2ページ)
2010.10.5 17:42

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ASEM首脳会議で記念写真に納まる中国の温家宝首相(前列左端)と菅首相(後列右端)ら各国首脳=4日、ブリュッセル(ロイター) 【北京=伊藤正】中国政府は、ブリュッセルで4日に行われた温家宝菅直人日中首相による会談を機に、中国漁船衝突事件で悪化した日中関係の修復に動きだす見通しだ。ただ事件で尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題が前面に出て、中国国内の対日強硬論が勢いを増しているだけに、当面は神経を使った動きになる、と北京の日中関係筋はみている。

 首相会談を受けて関係改善に楽観論が生まれている日本側とは対照的に、中国では慎重な反応が支配的だ。中国外務省は5日朝、ホームページに会談の事実を発表したが、「会談」や「会見」ではなく、言葉を交わすという意味の「交談」と表現した。

 ブリュッセル発の新華社電は、外務省発表と同文で、他のメディアもこの新華社電を統一使用し、論評はない。会談内容に関する発表は3つの短文から成り、温首相が「釣魚島は中国固有の領土と改めて主張」を第一に置き、領土問題では妥協しない姿勢を明示した。

 次いで、温首相が「戦略的互恵関係の擁護・発展は両国と両国人民の利益に合致する」と指摘したとし、最後に「民間交流や政府間の対話の強化、ハイレベル協議の適切な時期の開催で合意した」と述べている。