電通の正体―マスコミ最大のタブー

なぜか、外国人参政権をやり遂げようと必死なテレビ&マスコミ。

電通という名前は知っていた。

まさか在日が社長であるとは知らなかった。

それで、マスコミが民主党を応援しているのか・・

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電通の正体―マスコミ最大のタブー『週刊金曜日』取材班-感想

この本は「マスゴミは何故ゴミなのか?」の一つの答えであると思う。
いかに電通が企業・新聞・テレビ局から政界に至るまで密接に絡み合い独占的に利益を上げているか、
その手法などについて書かれていて、それが結果的にマスゴミが何故ゴミなのかという構図を分かり易く解説している。
新聞社もテレビ局も広告収入を得ている。だから企業から広告を取って来る広告代理店が絶対なのである。

電通は企業のCM作りに協力したり、電通が作ったりする事もあるそうだ。宣伝戦略まで考える。
多くの企業や団体がそうした宣伝戦略や内容を電通に頼っている。
人々は電通を意識しないが、調べてみるとあれも電通絡み、これも電通絡み…例えば愛知の万博、ワールドカップ
日韓共催になったのも電通絡み、ソフトバンクのお父さん犬のアイディアも電通が出したと言われている。
有名だが、電通の会長は在日で、韓国を売り込むのに非常に熱心である。
小泉純一郎のワンフレーズでインパクトを与える手法にも電通のアドバイスがあるのではないかと言われている。
電通はいわゆる田中派と関連が深い。田中角栄田中派である。
小沢一郎氏と電通の繋がりは?そこらへんどうなのだろうか。
その他、ミュージシャンや芸能人のCMへの起用やCDを出す時の宣伝戦略にも関わっているという噂がある。
とにかくありとあらゆる宣伝戦略を考え、うまいキャッチコピーやインパクトのある広告やCMを考えてイベントや選挙、
はたまた有名人のお葬式まで幅広くプロデュースするのが電通なのだという事がこの本を読むと分かる。

それだけなら単なる敏腕プロデュース会社みたいなものだが、その為にありとあらゆる分野に食い込み、
競争相手を強引な手法で追い出し市場を独占し、日本のあらゆる分野において権力や支配力を持っているのが電通という
企業であり広告代理店なのである。
この本では電通による、広告を担当している企業に不都合なニュース記事改ざん疑惑、スキャンダルの出版前の握り潰し
などにも触れている。
他、政界や著名人の子女がごろごろ(各方面に人脈作り)、一流企業のくせに何気に薬物で逮捕される社員が多く、
薬物をエサに芸能人をナンパしたり、激務をこなすためにクスリに手を染める社員が多いなんて話も…。
個人的には、電通に対して、「うまいCMでどうでもいい商品を次から次へと売りつけている詐欺師」という印象を
持っている。

特に電通に頭が上がらない言いなり状態なのは言うまでもなくテレビ局・新聞・雑誌である。
日本では新聞社は皆時事通信共同通信から記事を買ってほぼ丸写ししてそのまま新聞記事にする事もあるが、
時事も共同も電通と関連の深い会社であり、よく聞く視聴率サーチも電通の子会社のビデオリサーチが調査して
企業に広告を売り込む為の参考数値なのである。
個人的に週刊金曜日発行というのが気に入らないのだが(笑)、「マスゴミが何故ゴミなのか?」という事や電通とは
何なのかに興味がある人にはお薦めできる本である。