【主張】普天間移設 首相の無定見は目に余る

ブレている。無定見。行き当たりばったり。考えなし。頭なし。

そんな鳩山さんに対して・・

米国の首尾一貫ブレない。現行案を支持。

もともと策もなく、決定していたテーブルをひっくりかえした時点で子供ちゃん。

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【主張】普天間移設 首相の無定見は目に余る
2010.3.31 03:23

このニュースのトピックス:主張
 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、今月中の政府案とりまとめを公言してきた鳩山由紀夫首相が先送りを表明した。

 首相は今月に入ってから「3月中に政府案をまとめる」との発言を繰り返してきたが、29日に「今月中と法的に決まっているわけではない」と前言を撤回した。

 「綸言(りんげん)汗の如(ごと)し」というが、首相の無定見な発言は目に余る。国家の安全を担う指導者たる資質を疑う。これでは5月末までに決着させたいという発言も信を置くことはできないだろう。

 政府案とされた2段階移設案も閣僚の一致を欠き、対米本格協議となるはずだった岡田克也外相の訪米も実りのない経過説明に終わった。日米同盟関係の危機をこれ以上深めないように、迷走を断ち切ることを強く求めたい。

 鳩山政権は先週、普天間キャンプ・シュワブ陸上部などに分散移転し、ホワイトビーチ沖合に代替基地を造る2段階案を柱に地元や米政府と調整作業に入った。

 主要国(G8)外相会合を機に岡田外相が訪米し、ゲーツ国防、クリントン国務両長官と会談したのもその一環だった。

 ところが、岡田外相は「政府案を一つに絞るのはあり得ない」と語るなど首相見解と食い違ったままだ。米側からも「引き続き協議したい」との反応しか得られず、事態は一歩も進まなかった。