21議員側に5500万円寄付 鳩山首相側、不自然さ残る「バラマキ」

どんな理由であれ、不透明な寄付やバラマキは、問題である。

あげた方がいくら子分作りではないと主張しようとも、

もらった方が何らかの恩を感じるのは当たり前のこと。

その恩を感じていることに、あげる方側にも半分の責任があるという思慮の深さが必要である。


・・しかし、脱税容疑に問われようと、自身に不都合なことは
天地神明に懸けて忘れることができる人には、
そんな思慮は持ち合わせているはずもなし・・

全くの反面教師也。

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21議員側に5500万円寄付 鳩山首相側、不自然さ残る「バラマキ」
2010.3.29 01:45

このニュースのトピックス:政治資金・政治献金
 鳩山由紀夫首相側が民主党熊田篤嗣衆院議員側に現金200万円を提供した疑惑が28日、浮上した。側近議員への「裏金」提供を一貫して否定してきた鳩山氏のこれまでの発言との矛盾が明らかになったことになる。一方、鳩山氏の資金管理団体友愛政経懇話会」が平成19、20年の2年間で、21人の民主党議員側に計5500万円の寄付をしていたことも政治資金収支報告書などで判明。これらは「表のカネ」だが、鳩山氏の説明では党費を懇話会に入れた後、議員側に寄付しており、国会などで不自然さが指摘されている。

 

真っ向否定

 鳩山氏は国会答弁などで何度も、収支報告書に記載していない裏金の提供を否定してきた。

 2月12日の衆院予算委では、自民党与謝野馨財務相が、実母から受けた多額の資金を側近議員に配っていたのではないかと追及。与謝野氏は、首相の実弟の邦夫元総務相が「兄貴はしょっちゅう、母に『子分に配るカネが必要だ』と言っていた」と証言したことを明らかにした。

 これに対し鳩山氏は「全くの作り話だ!」と激高。「(議員の)だれにも差し上げていませんから」と全面否定していた。

 その後も、収支報告書に記載していない裏金の提供については一貫して否定。今月3日の参院予算委では「子分づくりのために(配っている)という話があったが、そうではない」「何かいかがわしいお金を子分づくりのために回しているというような事実はない」と繰り返した。